転職って、みんな実はちゃんと知らないかも
公共職業安定所
ハローワーク活用術
就職支援!
ハローワークこと「公共職業安定所」は、厚生労働省の職業紹介機関のことです。簡単にいうと、失業者をなくすべく、国が就職のお世話をしてくれるところなのです。しかも、利用料は無料。求人の紹介はもちろん、面接のセッティングや就職相談、セミナーや職業訓練、専門カウンセラーによる相談会など、それはもうありとあらゆる方法で就職をバックアップしてくれます。
なんとなく暗そう…というイメージは過去のもの。今では、就職経験のない学生だって利用しています。それもそのはず。ハローワークの求人登録件数は、国内最大級なのですから。その上、コンサルティングサービスまで充実しているとなれば、民間の職業紹介会社でさえなかなか太刀打ちできません。実は、そのことが問題になっているほどです。
とはいえ、求職者にとっては、就職率の高い機関を利用しない手はないでしょう。「仕事を探すならまずハロワ」こんなイメージが若年層に定着するぐらい、現代のハローワークの就職支援は強力なのです。
失業手当!
ご存知、失業手当の受給手続きはハローワークでおこないます。失業手当とは「雇用保険」によって「失業後にもらえるお金」のことです。このお金は、失業中の求職活動を応援するためのものなので、ハローワークが窓口になっているのです。
失業手当を受給するには「退職以前の1年間で、雇用保険に6ヶ月以上加入していたこと」など、いくつか条件があります。しかし、たとえ未加入であっても、在職時の就業状態によっては受給できるチャンスがあります。なぜなら、保険料はさかのぼって支払うことができるからです。ですから、超過勤務をさせられていた人などは、ハローワークの担当職員に頼んで、会社側に支払いを要求するといいでしょう。正社員でなくとも受給する権利はあるのです。
また、退職後すぐに再就職をした人も受給できる可能性があります。なぜなら、今まで納めていた保険金は「再就職手当」として受け取ることができるからです。ただし「支給残日数が所定給付日数の3分の1以上で、なおかつ45日以上のうちに再就職をしたこと」などの条件があります。ちなみに「所定給付日数」とは、失業手当を受給できる日数のことで、失業手当の金額同様、人によって差があります。
なんでも相談!
ハローワークの最大の魅力は「とにかくなんでも相談できるところ」です。ハローワークには常時、相談担当の職員がいて、マンツーマンで相談をおこなってくれます。時間制限は設けていません。予約も要りません(一部の相談会を除く)。相談料も要りません。「どこなら受かりそうですか…」という漠然とした質問や、「履歴書をチェックしてください」という要望にも応じてくれます。この相談サービスによって、就職活動中の孤独感をずいぶんと軽減できるのです。
また、誤解している人も多いようですが、在職中であっても利用できます。ですから、パワハラ、セクハラ、超過勤務、退職のタイミング、とにかくなんでも相談しましょう。内容によっては、より適切な対処ができる担当機関を紹介してくれます。問題が解決すれば、退職しなくて済むかもしれません。
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